CPMとはなにかを勉強してみる
Line
2012/1/6(金)

以前、CPCについては勉強しました(CPCとはなにかを勉強してみる)。勉強済みっていい響きです。

今日は、CPMについて勉強してみたいと思います。

それではどうぞ。

CPMとはなにか

CPM(しーぴーえむ)はCost Per Mille(こすと・ぱー・みる)の略です。Milleとはthousand(英語で1,000)という意味です。マイルではありません。発音注意です。

つまり1,000インプレッションあたりの広告単価という価格形態です。

ちなみに、CPMの「M」は、ローマ数字で1000を意味する「M」、あるいは、その由来となったラテン語で1000を意味する「mille」から来ており、英単語の略ではない。
CPMとは【Cost Per Mille】(cost per thousand) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典

なんと!CPMにはラテンの血が流れているんですね。初めて知りました。

CPCとの違いは、CPCがクリックに応じた価格算出だったことに対して、CPMはインプレッション数に応じた価格算出なんですね。なにに応じて価格を算出するか、というのがポイントですね。ここまでわかればCPなんとかシリーズは把握したも同然です。

CPMで買いつけた方が割安な場合

ちなみに「クリック率が高そうだなー」という予感が強いキャンペーンはCPCで買うよりも、CPMで買いつけた方が割安です。

  • CPC50円(1クリックあたり50円)
  • CPM200円(1,000インプレッションあたり200円)
  • クリック率(CTR, Click Through Rate,クリック スルー レートと言います)が1.50%
  • 1,000インプレッションあたりのクリック数は、15クリック = 1,000 × 1.50%
  • 1,000インプレッションあたりのCPCベースのコストは750円 = CPC50円 × 15クリック
  • 1,000インプレッションあたりのCPMベースのコストは200円
  • CPCで買うよりもCPMで買いつけた方が550円お得 = 750円 − 200円

CPCで買いつけた方が割安な場合

逆に「クリック率が低そうだなー」という予感が強いキャンペーンはCPMで買うよりも、CPCで買いつけた方が割安です。

  • CPC50円(1クリックあたり50円)
  • CPM200円(1,000インプレッションあたり200円)
  • CTRが0.10%
  • 1,000インプレッションあたりのクリック数は、1クリック = 1,000 × 0.10%
  • 1,000インプレッションあたりのCPCベースのコストは50円 = CPC50円 × 1クリック
  • 1,000インプレッションあたりのCPMベースのコストは200円
  • CPMで買うよりもCPCで買いつけた方が150円お得 = 200円 − 50円

キャンペーンのクリック率は高いに越したことはないです。今後、ターゲティングテクノロジーやRTBオプティマイズエンジンを始めとしたアドテクが進化していけば、どんどんCTRは高くなっていきます。そうなるとCPCよりもCPMが割安なので、CPMがこれから主流になっていくと予測できます。

eCPMとはなにか

上記の2例にある「1,000インプレッションあたりのCPCベースのコスト」は、eCPMと言います。CPMの頭文字に”effective(実際には)”を意味する “e”をつけて”eCPM”と言います。CPM、CPC、CPA、CPD、CPIなど異なる課金方式のパフォーマンスを共通のものさしで比較評価するための変換です。ほかにもeCPCやeCPD、eCPA、eCPIが評価手法として存在します。

このエントリーのまとめ

  • CPC ・・・1クリックあたりの価格
    • クリック数に応じて価格を算出
    • クリック率が低いと割安
  • CPM・・・1,000インプレッションあたりの価格
    • インプレッション数に応じて価格を算出
    • クリック率が高いと割安
  • eCPM・・・CPCなど他の課金方式のパフォーマンスをCPM変換した数値
  • アドテクの進化によりクリック率は高くなるトレンドなので、CPCからCPMへ移行する

 

いかがだったでしょうか?

CPMは数ある課金方式の中心的存在です。RTBでもほぼすべての取引がCPMで行われています。今度はCPAやCPDについて勉強していきたいと思います。それでは。