「ロケーションターゲティングについてのみダラダラ話する飲み会@あきばラボ」にいってきました
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2012/10/12(金)

こんにちは。

先日、あきばラボが主催しているイベント(実態は飲み会です)に参加してきました。今日はそのイベントをレポートしていきたいと思います。

あきばラボについて知らないよ、という方はこちらをどうぞ。

http://www.facebook.com/groups/akibalabs/

参加自由のfacebookグループです。アドテクノロジーまわりのことをワイワイ話し合いながら飲み会をしています。現在なんと246名のメンバーが参加しています。無料です。

時代はSOLOMO。ということでロケーションターゲティングについて意見交換

スパイアの山下さんの呼びかけにより10名のアドテクソルジャーが恵比寿に集結しました。が、スパイア山下さんは業務多忙につき参加できずでした。次回是非!

ロケーションをどうやって特定する?IP?アプリのGPS位置情報?

トピックとしてまずあがったのは、ロケーションの特定方法について、でした。スマホのIPはキャリア割り当てのIPのため、IPアドレスからロケーションをたぐるのは無理がある。ということで却下。次にアプリのGPS位置情報については、アプリの協力が必要なのでボリュームを出すのが難しそうだ、ということでIPとアプリのGPS位置情報を取得して広告配信時にリアルタイムにロケーションを特定するというのは現時点ではハードルが高い。という意見が多かったです。なお、あくまでもアドネットワークやアドシステムなどがロケーションをリアルタイムに特定するのが難しいという話で、たとえばアパレルブランドの公式アプリがGPSをON必須で位置情報を取得してお店の5km範囲内にキャンペーン期間に5日連続で入ったらクーポンゲット!みたいなロケーションマーケティングは十分可能です。広告システム事業者が参加メンバーに多かったので、前述のような視点での検討がなされていたのでした。

ロケーションをビヘイビアターゲティングのように推定する

デバイス発信情報をリアルタイムに判定してロケーションを特定する方法が難しいとなると、次に検討すべきは「推定」による特定です。やはり精度は下がるものの、アドシステムにとってのロケーションという意味ではバッチ処理によるロケーションの推定でもある意味、及第点を突破できるのでは、という期待を込めて、ロケーションをセグメントとして扱ってみる、という方向でディスカッションが進みました。

具体的なマイニングアルゴリズムについては仮説の域を出ませんが、平日や休日にアクセスしたサイトやホームページ、興味を持った広告などを元にユーザーの生活圏を推定するという方法です。想定されるセグメントは生活圏がモデルになります。広告配信の観点から、パッと思いつく意味のあるであろう生活圏セグメントの例を以下にあげてみます。

  • オフィスエリア(プライマリ)
  • オフィスエリア(セカンダリ)
  • ホームエリア(プライマリ)
  • ホームエリア(セカンダリ)
  • 移動経路(プライマリ)
  • 移動経路(セカンダリ)

私の場合だと、以下のようなセグメントに属する想定です。

  • オフィスエリア(プライマリ)→東京都千代田区
  • オフィスエリア(セカンダリ)→東京都渋谷区
  • ホームエリア(プライマリ)→神奈川県藤沢市
  • ホームエリア(セカンダリ)→神奈川県横浜市
  • 移動経路(プライマリ)→東京メトロ
  • 移動経路(セカンダリ)→JR東海道線

この生活圏のセグメントによるロケーションターゲティング(仮に期待通り動作しているとして)とIPやGPS位置情報によるロケーションターゲティング(仮に期待通り動作しているとして)の主な違いはリアルタイム性です。リアルタイム性を犠牲にするものの、平日や休日にどこのエリアにいるかについて大まかに把握できるだけでも、モバイル端末上でのインタラクティブという世界では十分なのでは、と思いました。平日のうちにホームエリア周辺のアトラクション情報を配信しておけば、いざ休日にすぐに動き出せますし。このあたりは議論する価値がとてもありそうです。

未成年者の保護とプライバシー保護を十分に考慮しなくてはいけない

技術的に可能だからといって独善的に実装を進めて未成年者の保護やプライバシー保護を考慮しないまま、世にプロダクトを出してしまうと、どんなにすばらしいイノベーションでも世の中に受け入れられることはありません。取得情報についての取り扱いや問い合わせの導線、取得情報そのものについての精査を進めなくてはいけません。先日、DAC社とCCI社の共同プロジェクト「DDAI = Data Driven Advertising Initiative」というプロジェクトが発足しました。このようなプロジェクトやJIAAや総務省などが発表するガイドラインや過去の事例をしっかりと把握したうえで開発する必要があります。

 

いかがだったでしょうか?

ロケーションターゲティングもしっかりとした成果を上げていくには、時間をかけてじっくり準備をしていく必要がありそうです。また、あきばラボではさまざまなテーマで定期的かつ衝動的に飲み会イベントが発生します。facebookのグループでイベントや飲み会の告知をしているので、見かけたらお気軽にご参加ボタンをクリックしていただけるとより業界の新陳代謝がアップしていくと思います。それでは。