スマホDSPのコンバージョン事情
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2012/11/9(金)

今日は、スマホDSPのコンバージョン事情について取り上げます。

コンバージョンは皆さんご存知のようにCPAの算出など広告効果を計る上で大変重要な値です。

PCではCookieを使って簡単に取れるコンバージョンですが、スマホでは取得するに当たって色々と考えることが多く結構手間がかかります。

さらにRTBになるとより煩雑で面倒になります。

 

※筆者は各スマホDSPがどうしているのか詳細を把握していないので、ここで書く内容はあくまで一般論としてこういう苦労が考えられるよねという話しになります。

※ビュースルーの話しも含めるとiOSのサードパーティCookieの話しとかが出てきて、さらに複雑になってしまうので、今回はクリックスルーコンバージョンについてのみです。

 

スマホのコンバージョン経路について

まずはスマホのコンバージョンの経路についてまとめます。

これはDSPに限った話しではなく、ADNWでも同じです。

配信面と飛び先で以下の4パターンに分類されます。その他にプラットフォームでiOSとAndroidの違いも考慮する必要があります。

  • アプリからマーケット
  • アプリからWebサイト
  • Webサイトからマーケット
  • WebサイトからWebサイト

スマホ広告ではコンバージョンを取ろうとすると少なくても8種類のテストを行う必要があります。大変ですね。

 

スマホDSPの場合はどうなのか?

スマホDSPの場合、コンバージョンが取れるかは各SSPのSDKやタグの仕様に引きずられます。

一般論になりますが、以下に書くような内容を各SSPに確認してテストを行う必要があります。

★アプリからマーケット

Cookieを使った方法の場合、SSPのSDKがマーケットに遷移する前にブラウザを一度起動している必要があります。DSPはブラウザが起動したタイミングでCookieに書き込みを行います。ブラウザを起動していないSSPの場合はCookieを使った方法ではコンバージョンが取得出来ません。

IDを利用して取得する場合はSSPとIDをマッチングさせる必要があるので、SSPで使用しているIDをDSPでも取得する必要があります。そのため、各SSPが様々なIDを利用していた場合、DSPではたくさんのIDを使用しなくてはなりません。個人情報の取り扱い的にもグレーな感じがします。

★アプリからWebサイト

LPがWebサイトで広告をクリック後にアプリ内ブラウザで表示する形式の場合、アプリを閉じた後にブラウザを起動してコンバージョンページにたどり着いてもコンバージョンの測定が出来ません。

★Webサイトからマーケット、WebサイトからWebサイト

クリックスルーコンバージョンであれば、特に問題ありません。

 

上記で書いたようにスマホDSPの場合、コンバージョンを取得しようとするとSSPによっては取得出来ないケースが発生する可能性があります。

CPAを重要視しているクライアント案件を配信する場合は、スマホDSPにどのSSPがコンバージョンを取得出来るのか配信を始める前に確認した方が良いかもしれません。

 

まとめ

スマホDSPは大変と言われる理由の一部を感じていただけたでしょうか?

コンバージョンを取得出来るかどうかは業界の発展を考えると大変重要なことです。

今後の発展のためにもスマホSSP業者とDSP業者で話し合って、コンバージョンの取得方法の統一などを行うと良いのかもしれませんね。