アドテク10大ニュース2012(スケールアウト調べ)
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2012/12/21(金)

1. Criteo急成長

言わずと知れたレコメンドバナーの黒船、Criteo。大手ショッパーサイトが次々と導入していくさまに戦慄を覚えました。2013年はレコメンド国産勢が全力でカウンターを決めにかかるでしょう。営業サイドは「クリテオ」と発音し、エンジニアたちは「クライテオ」と発音していました。僕は後者でした。

2. Yahoo! 爆速

気づけばmediamindの第三者配信を受け入れを発表するなど「クッ、消えた…!」というほどの爆速っぷりを発揮されていました。YDNへと改名したりなど、本気です。その他にも多々、爆速な動きをされてらっしゃるようです。グローバルでは「やばい!amazonが本気だす!」とてんやわんやですが、日本では「やばい!Yahoo!が本気だす!」というインパクトのほうが大きすぎて、amazonは ( ´_ゝ`)フーン と流されてしまった印象です。ですが、ベゾスは天才の中の天才なのでクリティカルヒットさせるとは思います。以上、amazonさんへの補足でした。

3. DSP群雄割拠

内製・OEM関わらずたくさんのDSPが登場しました。ビッダーが増えればWinレートは下がる傾向に向かうので、来年の今頃のオークション発生時のビッド状況はいまよりも厳しくなるのは必然です。来年はDSPサバイバルな1年になりそうです。一方、DSPに比べてSSPはあまり増えませんでした。

4. DDAI発足

オプトアウト/オプトインを実行できる共通モジュールを提供する業界団体DDAIが登場しました。トラッキングを伴うターゲティング広告は、登場から数年たった今でも成長途上にあるので、こういった環境整備がされたなかで大事に成長させていくことに業界がひとつになるのは素敵なことだなと感動しました。

5. アドベリフィケーションの現場投入

「アドベリフィケーションってなに?」というところから、「実際使ってみた」という代理店が一気に増えました。案ずるより産むが易しのごとく、実際にアドベリフィケーションを使ってみると、UUが集計できてドメインもまるわかりでマズイ面にはクリエイティブの配信をブロックしてくれるなど、夢の様な機能を目にしたと思います。来年はさらに多くの現場で使われるようになると思います。

6. アドミュート登場

キャンペーン単位で露出をオフにできる機能、アドミュートの登場に、プロダクト開発関係者たちは「なんてシンプルかつ素敵機能なんだ!」と感嘆の声を漏らさずにはいられませんでした。まだ実装されているアドサーバーが少ないので、不便を感じざるを得ませんが、「俺、今回の実装(アドミュート)が終わったら、あの広告やあの広告をミュートしてやるんだ」と楽しみにしている限りです。死亡フラグとは言わせません。

7. プライベートエクスチェンジ登場

RTBが実運用されたとなると、プレミアム枠も似たようなチャネルで流通させたくなるのが人情ってものです。SSPが管理しているメディアの素敵な枠をプレミアム枠を集めたプライベートエクスチェンジ。まだまだベータ状態ですが、来年はバッチリ稼働すると思います。プライベートエクスチェンジがうまくイメージできない方はexoclickというアドネットワークにアカウントをつくって、プレミアム在庫のページを見るとお分かりいただけると思います。

8. ビデオDSP登場

ビデオもDSPです。リッチクリエイティブへの多角化の第一歩がビデオでした。来年はジャック広告のための複数アドユニット対応やインタースティシャル枠などビッドリクエストの工夫がされるでしょう。

9. タグマネジメント再ブーム

GoogleもTag Managerを登場させるなど、タグ管理のためのワンタグに需要が再燃しました。多いですよね、タグ。ワンタグ機能と併せて、セグメンテーションも同時に行おうという取り組みが注目されました。タグマネジメントとデータ管理は表裏一体なんですね。

10. アトリビューションの現場投入

アドベリフィケーション同様、アトリビューションも「実際やってみた」という代理店が増え、ビュースルーサーチやカスタマージャーニー、Uシェイプなどの単語の意味が浸透してきました。アトリビューションレポートを武器にトレーディングデスクを運用している企業もあり、来年は必修項目となりそうです。

 
以上、いかがだったでしょうか。

個人的には、ゴールデンボンバー(通称、金爆)の大ブレイクが2012年一番のニュースでした。紅白が楽しみです。ももクロも出ますし。「アドテク10大予測2013(スケールアウト調べ)」も近日公開します。それでは。