IDのリセット機能が追加になったiOS 6.1とRTB
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2013/1/30(水)

iOS 6.1のアップデートでAdvertising Identifierにリセット機能が追加されました。

以前、「iOS 6で変わるID事情」の中で、「IDがユーザ任意のタイミングで削除、もしくは変更出来ない」ことを問題点の1つとして挙げていましたが今回のアップデートで、その問題点が改善されました。

これでiOSのIDに関する下地が整ったといえます。

しかし、RTBでこのIDを使用するにはまだまだ道のりが長いです。
今後、このIDをRTBで利用していくには、どういったハードルを越える必要があるのか考えます。

何はなくともSSPが対応する

DSPは、広告配信SDKを持っていないので、IDを主体的に取得することは基本的に出来ません。そのため、まずはSSPがIDに対応する必要があります。
SSPはIDを変更することになるので、移行している期間はIDを2重で管理する必要があります。IDを移行せず切り替える場合は、ユーザを一意に認識出来なくなるので、CTRが落ちるなどの弊害が考えられます。

次はDSPが対応する

SSPが対応を始めたら続いてDSPが対応を始めます。そのとき、接続しているSSPが同時に切り替わることはないので、随時対応していく必要があります。
その際に例えば、DSP側でフリーケンシを設定した場合にIDに対応していないSSPではユーザを識別出来ないので一切配信されないなどの弊害が起こるかもしれません。

そもそもアプリに対応したSSPが少ない

ID自体は、大変ですがSSPとDSPが対応すれば利用可能になります。
しかし、現状は以下のような市場状況のため、そもそもアプリに対応したSSPが少ないです。

  • 元々PCをメインにやっていたSSP業者は、アプリ面をあまり持っていない
  • アプリ面の大多数を持っているスマホADNWはRTBに対応しているところが多くない

Web面は?

3rd party Cookie。。。

まとめ

まだまだ色々と問題があるスマホRTBですが、今回のIDのリセット機能の追加を喜びましょう。